愛してるの響きだけで強くなんかなれない
皆様、ご無沙汰しております。
冬とはいえ、もはや暴力的な寒さになってきましたが、体調を崩されてはいないでしょうか?
アタシはおかげ様で体調は万全、精神はいつも通り殺伐としていたのですが、久々に当ブログのサーバーにログインしたところ、板野友美さんのファンの方から「ともちんはかわぃーょっ お前らともちんバカにしすぎっ もぅー」という可愛らしいコメントが付いておりまして、なんだか癒されました。
板野さんは、可愛いですよ。
今年の総選挙が終わった辺りから、そう感じるようになりました。
厳密に言うと、「『可愛い』で処理していいや」という感じです。
総選挙で8位に転落してからというもの、サマンサタバサのCM発表会で長身足長モデルの群れに放り込まれて「公開処刑」と称されたり、家電売り場にライオン従えて現れるめっちゃイケてないCMに出演したり……と、完全に負のループに嵌まってしまい、その影響かご本人の自信もやや喪失気味に見えて、アタシの「大キライ大キライ大スキ」という複雑なファン心理が刺激されなくなってしまいました。
来年は「アタシメッチャカワイイ」とでも言いたげな自信満々の振る舞いを復活させ、アタシを再び「テメーコノヤロー!」と熱狂の渦に巻き込んでもらいたいです。
さて、おそらくこれが今年最後のブログ更新になるので、無難に1年間を振り返って総括でもしますか……と思っていたのですが、その作業を始めるに当たり、「何があったかよく覚えていない」という救いようのない事実に気づいてしまいました。
念願だった「中村うさぎさんとお仕事をする」という夢が叶ったり、「全国誌の誌面でチンコを晒す」という暴挙をスムーズに出来てしまった自分に不安を覚え、旧知の友人に「アタシ、頭おかしいかもしれない」と相談したら「今更何言ってんの!」と噴飯されたり……と、思い出深い出来事もあるのですが、そういった記憶が断片的に残っているだけで、自分が持続的に生きてきた気がしない。
それは単に毎日を漫然と過ごしてきてしまった結果なのかもしれませんし、脳の記憶機能が著しく低下してしまっているのかもしれない。
色々と思うところはあるのですが、真っ先に頭をよぎるのは「これってもしかして、震災ショックの一種なのかしら」ということ。
こんなことを書くと、「何でもかんでも震災のせいにするな!」と怒られてしまうかもしれませんが、それでもそう思わずにいられないのは、他の記憶が朧げな中で“震災直後の日々”はしっかりと脳裏に焼き付いているから。
進行していた仕事が次々ストップし、度重なる余震の影響で交通機関が危ういために外出も控えざるを得ず、テレビを点ければ被災地の惨状とACのCMが交互に流れ、ネット上では誤報も入り混じった情報が錯綜する毎日。
それまでは意識せずともできていた“正気を保つこと”すら難しくなり、「アタシは被災者ではないのだから、過剰に気に病むのはやめよう」と自戒することで必死でした。
その数ヶ月後、いとも簡単に正気を失って、雑誌でチンコを晒す羽目になるわけですが。
さらに、「不謹慎!」と言われることを覚悟の上で白状しますと、テレビから流れる地震や津波の映像を観て衝撃を受けているうちに、その衝撃が癖になってしまった……という感も否めません。
その証拠に、今でもふとした時に、YouTubeでそうした映像を繰り返し観てしまうことがあります。
「悪趣味だわ」と思いつつも、それでもやめられないところから察するに、おそらく映像を観ることで“脳内麻薬”ともいわれる神経伝達物質「ドーパミン」が分泌されてしまっているのでしょう。
モノホンの麻薬を嗜むと記憶障害が起こりやすくなるように、アタシの震災以外の記憶が朧げなのも脳内麻薬のせい……とまでは言いませんが、少なくとも今年一番ドーパミンを分泌した対象が「地震・津波の映像」であることは事実。
スピッツの草野マサムネさんが震災直後に急性ストレス性障害で倒れ、ネット上で「エア被災」などと揶揄されていましたが、呑気にドーパミン出してる奴に比べたらよっぽどマシですよ。
草野さんの道徳心、チェリー1つ分だけでもいいから、分けてほしい……。
このように良くも悪くもですが、震災の影響を自分がこれほどまで受けていたとは、正直、予想外でした。
ただ、よくよく思い返してみれば、今年は震災をきっかけにして発案された企画の記事を書かせていただくことも多かったですし、それも踏まえると至極当たり前のこととはいえ、東日本大震災というのはアタシが居住している国で起こったことなんだ……と、改めて実感させられます。
東北地方に行ったことはまだ一度もなく、無知なアタシは東北各県にどんな特色があるかも把握していないのですが、それでも今暮らしている東京と繋がっていることは確かで、震災の影響も着実に受けている。
では、震災による経済損失の煽りが今年以上に懸念されている来年以降はどうなるのか……ということを考えると不安で、それこそ急性的にぶっ倒れそうになりますが、それは皆同じこと。
歯食いしばって生きていくしかありませんね。日本人なんだから。
現在、毎月のおまんま代の糧にしている雑誌やウェブ媒体のお仕事と並行して、去年から『サイゾー』で担当させていただいているSKE48の連載をまとめた書籍を制作しています。
もちろん、あくまで“SKE48の本”であり、彼女たちを応援しているファンの方々に楽しんでいただくことを念頭に置いて制作しているのですが、個人的に自分の原稿が書籍化されるのは初めてに等しく、毎回やけに気合いを入れて書いていたこともあって、図々しくも初著を出すような感覚もちょっぴりあります(笑)。
でも、やっぱりいつかは、アボンヌ安田名義で本が出したい。
これが、今年達成できた「中村うさぎさんとお仕事をする」という夢に次ぐ、アタシの新たな夢です。
最後になってしまいましたが、本年もこんな毒にはなるけど薬には絶対ならない、しかも滅多に更新されないブログをご愛読いただきまして、誠に有難うございました。
ブログのコメント欄やTwitterを介してメッセージをくださったり、なかにはわざわざメールを送ってくださる方もいて……アタシの私的な文章なんて読んでいただけるだけでも有難いのに、感謝、感謝です。
でもほんと、他に面白いブログはいくらでもあるから、そっち読んだほうがいいわよ!!
時間は無限じゃないんだから。
それでも「読み続ける」と仰る物好きな方は、2012年もどうぞ、よろしくお願いいたします。
| 雑文 | 2011.12.29 Thursday,07:54 | comments(11) | trackbacks(0) | ▲





























